サイディング撤去の費用相場と判断基準|外壁張り替えを検討する際の重要事項
サイディング撤去の費用相場と判断基準|外壁張り替えを検討する際の重要事項
外壁の劣化が進み、サイディングの張り替えを検討する際、避けて通れないのが既存壁の「撤去」工程です。サイディングの撤去には、単に壁を剥がす作業だけでなく、廃棄物の処理費用やアスベストの調査費用など、多くの付随するコストが発生します。本記事では、大功産業株式会社が培った施工知見に基づき、サイディング撤去の費用相場、作業の流れ、そして業者選びのポイントを詳しく解説します。
目次
- サイディング撤去が必要となる主なケース
- サイディング撤去・処分の費用相場
- サイディング撤去から張り替えまでの流れ
- 撤去が必要な「張り替え」と不要な「重ね張り」の違い
- 信頼できる撤去・リフォーム業者の見極め方
- まとめ
サイディング撤去が必要となる主なケース
住宅のメンテナンスにおいて、サイディングを撤去し、新しい外壁材に交換する「張り替え」が必要になるのは、主に以下のような状態が見られる場合です。
まず、サイディングボードそのものが水分を吸収し、反りや浮きが顕著に出ている状況が挙げられます。一度変形したボードは元に戻すことができず、塗装での補修も困難です。また、サイディングの内部にある防水シートや下地材が腐食している場合は、表面の塗装だけでは根本的な解決になりません。壁を一度全て撤去し、構造部分の修繕を行う必要があります。
大功産業株式会社では、事前の現地調査にて壁の内部状態を的確に診断し、部分的な補修で済むのか、あるいは全面的な撤去が必要なのかを、建物の長期的な寿命を考慮して判断しています。
サイディング撤去・処分の費用相場
サイディングの撤去にかかる費用は、大きく分けて「人件費(作業費)」と「処分費」に分類されます。
撤去作業自体の単価
一般的な窯業系サイディングの撤去作業費用は、1平方メートルあたり2000円から3500円程度が目安です。これに足場代(1平方メートルあたり800円から1200円)が加わります。建物の形状や隣接する住宅との距離によって、作業効率が変わるため、見積もり金額は変動します。
産業廃棄物の収集運搬・処分費
剥がしたサイディングボードは「産業廃棄物」として扱われます。特に窯業系サイディングは重量があるため、運搬費用も高くなる傾向があります。処分費用の相場は、1棟あたり10万円から20万円程度を見込む必要があります。不当に安い業者の場合、不法投棄のリスクがあるため、必ずマニフェスト(産業廃棄物管理票)を発行しているか確認しましょう。
アスベスト含有調査・除去費用
2006年以前に建てられた住宅のサイディングには、アスベスト(石綿)が含まれている可能性があります。現在、2022年4月の法改正により、一定規模以上の解体・改修工事の際には事前のアスベスト調査が義務付けられています。アスベストが含まれている場合、通常の撤去費用に加えて、飛散防止措置などの特別な作業費用が発生します。調査費用は数万円から、除去費用は状況により数十万円の上乗せとなることが一般的です。
サイディング撤去から張り替えまでの流れ
実際の施工プロセスは、計画的に進められます。以下に標準的な工程を示します。
1.仮設足場の設置と養生:周囲へのゴミや埃の飛散を防ぐためにメッシュシートを張ります。
2.付帯物の取り外し:雨樋やエアコンの配管カバーなど、撤去の邪魔になるものを取り外します。
3.サイディングボードの剥離:釘や金具を丁寧に取り除き、1枚ずつ剥がしていきます。
4.透湿防水シート・胴縁の撤去:古い防水シートや、サイディングを固定していた下地木材(胴縁)を撤去します。
5.下地の点検・補修:防水シートの下にある合板などの腐食を確認し、必要に応じて交換や補強を行います。
6.清掃・廃棄:現場のゴミを回収し、処分場へ搬出します。
撤去が必要な「張り替え」と不要な「重ね張り」の違い
外壁リフォームには、古い壁を撤去する「張り替え」と、上から新しい壁を張る「重ね張り(カバー工法)」があります。
張り替えのメリットは、建物の構造体を直接確認できる点にあります。内部の腐食を完全にリセットできるため、建物の寿命を大きく延ばすことが可能です。一方で、撤去費用と処分費用がかかるため、初期コストは高くなります。
重ね張りは、撤去費用がかからず、工期も短縮できますが、既存の壁の重さに新しい壁の重さが加わるため、建物への負担が増えます。下地が既に腐食している場合には適用できません。大功産業株式会社では、お客様のご予算と建物の診断結果を照らし合わせ、最適な工法を提案しています。
信頼できる撤去・リフォーム業者の見極め方
サイディング撤去は、単に壊せば良いというものではありません。丁寧な作業を行う業者を見分けるには、見積書の細かさを確認してください。「撤去工事一式」とだけ記載されているのではなく、㎡単価や運搬費、アスベスト調査費が明記されているかどうかが重要です。
また、住宅の構造に詳しいことも必須条件です。外壁を剥がした際に見つかる不測の事態(構造材の腐食など)に対し、その場で適切な判断と補修ができる専門知識を持った業者を選びましょう。静岡県内を中心に活動する大功産業株式会社は、多くの施工実績に基づき、見えない部分まで妥協のない施工を徹底しています。
まとめ
サイディングの撤去は、住まいの健康状態をリセットするための重要な工程です。費用面だけを重視して安価な業者を選ぶと、アスベストの不適切な処理や、下地の腐食見落としなど、将来的に大きなリスクを抱えることになりかねません。正確な見積もりと、丁寧な現地調査を行う専門業者へ相談することが、満足度の高いリフォームへの第一歩となります。
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