解体工事の業者選びについて
解体費用で失敗したくない人には
解体専門業者に直接依頼が一番安い。
皆様こんにちは。
本日は解体工事の際の業者選びについてお話いたします。
まずは皆さん解体工事を検討される際どこに依頼しようか、誰に言ったらいいのだろうか。と悩まれると思います。
そんな時まず最初に思いつくのが街の不動産会社、工務店、知り合いの建設関係の方に相談される方が多いと思います。
決してそれは間違いではないのですが、解体工事を安全に行いたい、安く済ませたいと思われるのであれば解体工事の専門業者へ直接依頼されることをお勧めします。
なぜ直接依頼が良いのか?
①中間マージンがないので原価で施工できる。(これはごく当たり前のことです)
②間に人を挟まないことにより、対応早い、管理が行き届く。
などがあります。
解体工事でよく耳にするのが不当な追加工事や撤去範囲の認識ミスにより残すところを撤去してしまったり、取らなければいけないところを残してしまったりということです。
まず追加工事で一番多いのが地中埋設物に関することです。
解体工事を行う際に家の基礎の下、つまり土の中のことは解体工事のプロの目でもわかりません。
そんな時にどうしても追加になってしまう事があるのですが、納得のできない不当な追加請求を避けるために注意すべきポイントがいくつかあります。
納得のできない不当な追加請求を避けるために注意すべき3つのポイント
①まず最初のお見積りできちんと現場立会してくれるのか。
解体業者の中には現場立ち合いもせず、建物の謄本とグーグルマップ等だけでお見積もりをする業者もいます。
そのような業者は後から必ずもめる基になるのでやめましょう。
解体工事は坪数だけでは測れません。立地状況、構造、築年数、等によっても大きく変化します。
細かく正確なお見積もりを出すには必ず現地の調査をしてもらいましょう。
その際建物の中を見ることができたらなお良いです。
お手数ですがお見積り現地調査の際は施主様も一緒に立ち会ってもらえることが望ましいです。
やはり、大きなお金を払ってする工事なので解体業者のお顔を見ておくことも判断材料の一つだと思います。
また、解体業者側からしても施主様のやる気が伝わり頑張ってお見積もりを出そうという気持ちになると思います。
②お見積りに細かい項目が記載されているか。
実際にお見積書が出来上がりましたら、そこに工事内容の内訳が細かく記載されているか確認しましょう。
解体業者の大半は、○○一式いくら と書いている業者が多いです。
お客様から細かいことを書かれてもわからないかもしれません。
逆に解体業者もそれを利用して『どうせ細かく出してもわからないだろう』と手抜きする業者もいます。
ただ、お見積りをきちんと出して、お客様にきちんとそれを説明できる業者は誠意をもって真剣に取り組んでいる業者だと判断する一つの材料になります。
その際、施主様からも気になることをきちんと聞いてもらうと良いです。
③ホームページやSNSで実態を確認する。
解体工事を請け負います。解体工事やれます。
と多くの業者が口にします。もちろん解体工事を行うことができるのは事実でしょう。
但し、果たして実際に自社の部隊を持っているのか。施工事例はあるのか。をホームページやSNS等で必ず確認してください。
ホームページはあるけど、施工事例がほとんどない、施工事例はあるけど自社の社名が入ったダンプや重機が全く載っていない。
このような業者要注意です。
もちろんホームページを更新されていない、SNSをやっていない業者様もたくさんおられますが、
今のこの誰もがインターネット等で直接業者さんを探せる時代にそこに対応できていないということは検討材料が少し減るといっても過言ではないでしょう。
もちろん人材不足のこの時代自社の部隊だけでは仕事をこなしきれないこともあるので、協力業者同士助け合うことはありますが、
自社の部隊が全くいないということは何か問題があっても対応できないということですのでお気を付けください。
その他まだまだございますが本日はこの辺りで終わらせていただきます。
上記のような内容、もちろん弊社ではすべて対応しておりますので解体工事のご相談、お見積り等ございましたらどんな些細なことでもお気軽にお問合せください。
解体工事は直接工事が断然お得。
大阪府柏原市の解体工事専門業者大功産業株式会社までご連絡おまちしております。

解体工事でよくある 失敗事例 や 落とし穴 にスポットを当て、具体的な回避方法をご紹介します。
「もう少し早く知っていれば…」とならないように、ぜひ参考にしてください。
1. 見積もりだけを見て決めてしまう失敗
ありがちなパターン
「一番安い業者にしたら、後から追加費用を請求された」
これは解体工事でよくあるトラブルです。
たとえば見積もりに「廃材処分費」が含まれていなかったり、「重機搬入費」が別途だったりするケースです。
回避ポイント
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見積書の内訳を必ずチェック
「一式」とだけ書かれている見積もりは要注意です。 -
追加費用が発生する条件を事前に確認
「地中埋設物が出た場合はどうなるか?」などを聞いておきましょう。
2. 無許可業者に依頼してしまう失敗
実際のトラブル
インターネットで安さだけを売りにしている業者に依頼したら、実は「解体工事業登録」がなかった…。
その結果、産業廃棄物を不法投棄され、依頼主まで責任を問われてしまったという事例もあります。
回避ポイント
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建設業許可証・産廃許可の有無を確認
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ホームページや口コミで実績を確認
特に不法投棄の責任は「依頼主にも及ぶ」ため、安さだけで選ぶのは非常に危険です。
3. 工務店に丸投げして高額になった失敗
よくある流れ
家を建て替えるとき、工務店に「解体もお願いできますか?」と頼んでしまう。
結果、実際の解体費用より30〜50万円高くなるケースが多数あります。
回避ポイント
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「工務店経由の見積もり」と「解体業者直接の見積もり」を必ず比較
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建て替えを依頼している工務店でも、解体は別で依頼できるケースがほとんど
つまり「比較しないこと」が一番の落とし穴なのです。
4. 近隣トラブルを招いてしまう失敗
実際のケース
解体工事は騒音や振動、粉じんが避けられません。
業者によっては近隣挨拶をせずに工事を始め、トラブルになった例もあります。
回避ポイント
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見積もり時に「近隣への対応」を確認する
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養生シートや散水などの配慮がされるかチェック
信頼できる業者は、解体前に必ず近隣住民へ丁寧に説明してくれます。
5. 解体後の土地利用を考えていなかった失敗
よくある問題
「解体が終わったら、土地がデコボコのままだった」
実際、整地までを含めるかどうかは業者によって異なります。
回避ポイント
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契約前に「更地渡し」か「整地費用別途」かを確認
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将来の土地利用(駐車場にする、建て替えるなど)を伝えておく
これだけで余計な費用や工期の延長を避けられます。
6. 事例紹介:失敗から学んだケース
事例①:見積もり不明瞭で40万円増
奈良県のCさんは、最初「解体一式 100万円」という見積もりに飛びつきました。
しかし、後から「廃材処分費」「地中のガラ撤去費」で40万円追加請求…。
結果的に140万円となり、他社に直接依頼した場合より高くついてしまいました。
事例②:無許可業者でトラブル
京都府のDさんは格安業者に依頼しましたが、解体廃材を不法投棄され、市から指導を受けました。
結局、処理費用を自己負担し、精神的にも大きなストレスに。
どちらも「きちんと確認していれば避けられた失敗」です。
7. 業者選びのチェックリスト
最後に、解体業者を選ぶときのチェックリストをまとめます。
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□ 解体工事業登録、産廃許可を持っている
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□ 見積もりの内訳が明確(処分費・重機費・整地費など)
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□ 追加費用が発生する条件を説明してくれる
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□ 近隣対応や安全対策がしっかりしている
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□ 口コミや実績が公開されている
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□ 担当者の説明が分かりやすい
この6つを満たしていれば、安心して依頼できる可能性が高いです。
まとめ
解体工事は「一生に数回あるかないか」の大きな出来事です。
だからこそ、情報不足からくる失敗も少なくありません。
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見積もりを比較せずに決める
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無許可業者に依頼する
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工務店に丸投げして高額になる
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近隣トラブルを招く
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整地を忘れて後悔する
これらはすべて実際によくある落とし穴です。
次のアクション
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まずは3社以上に見積もりを依頼して比較しましょう
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許可証や実績を必ず確認してください
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気になることは遠慮なく質問し、不明点を解消してから契約しましょう
正しい業者選びをすることで、費用を抑えながら安心・安全に解体工事を進められます。