メインビジュアル
お知らせ
ブログ

敷地内の電柱が邪魔で解体工事が進まない?移設・移動の手順と費用を解説

敷地内の電柱が邪魔で解体工事が進まない?移設・移動の手順と費用を解説

建物の解体工事を検討する際、敷地内や入り口付近にある電柱が「重機の搬入を妨げている」「建替えの邪魔になる」と悩むケースは少なくありません。電柱は勝手に動かすことができず、電力会社や通信会社への申請が必要です。本記事では、解体工事の障害となる電柱の移設方法や費用負担の仕組み、手続きの流れを詳しく解説します。大功産業株式会社が現場で培った知見をもとに、スムーズな解体計画の立て方をお伝えします。

目次

解体工事で電柱が「邪魔」と感じる主な理由

解体現場において、電柱が作業の大きな障壁となる場面は多々あります。特に古い住宅街では道幅が狭く、電柱の配置が工事の難易度を左右します。

重機やダンプの搬入経路を塞いでいる

建物の解体には、パワーショベルなどの重機や、廃材を運搬する大型ダンプが不可欠です。敷地の入り口に電柱が立っていると、これらの車両が旋回できず、敷地内に入れない事態が起こります。作業効率が低下するだけでなく、手壊し作業が増えることで工期が延び、結果として解体費用が割高になる要因となります。

解体後の新築計画に支障が出る

解体後の土地に新しく家を建てる場合、駐車場の入り口に電柱が重なってしまうことがあります。設計段階で電柱の位置を考慮しないと、車の出し入れが困難になるため、解体と並行して移設を検討する必要があります。土地の有効活用を妨げる配置は、不動産価値にも影響を及ぼす可能性があります。

邪魔な電柱を移動させるためのステップ

電柱の移動は、個人の判断で行うことは不可能です。適切な手順を踏んで、所有者に申請を行う必要があります。

電柱の所有者を確認する

電柱には必ず、所有者を示す管理プレートが設置されています。「東京電力」「中部電力」といった電力会社か、「NTT」などの通信会社であるかが一目でわかります。複数のプレートが貼られている場合は、上部に設置されているプレートの会社がその電柱のメイン所有者です。まずはどの会社に連絡すべきかを特定します。

移設の相談と現地調査の依頼

所有者が判明したら、カスタマーセンターへ移設の希望を伝えます。「解体工事および新築工事の邪魔になる」という具体的な理由を添えるのが望ましいです。連絡後、担当者が現地を訪れ、移設が可能かどうか、移設先をどこにするかの調査が行われます。公共の道路上や隣地の状況により、必ずしも希望通りの場所へ動かせるとは限らない点に留意が必要です。

電柱移動にかかる費用と負担者

移動にかかる費用は、現在の電柱の場所と移設先の条件によって大きく異なります。

費用が無料になるケース

一般的に、自分自身の敷地内にある電柱を、同じ敷地内の別の場所へ移動させる場合は、費用が無料、あるいは電力会社側の負担になることが多いです。敷地を提供している協力者としての側面があるためです。ただし、道路から敷地内へ、あるいは敷地内から道路へといった境界をまたぐ移動は、自己負担を求められる可能性が高まります。

費用が発生するケースと相場

公道にある電柱を移動させる場合や、完全に個人の都合で移設場所を指定する場合は、工事費用を負担しなければなりません。費用相場は15万円から50万円程度と幅があり、電線の張り替えや支線の有無によって変動します。大功産業株式会社では、解体見積時にこうした周辺環境の確認も行い、必要に応じてアドバイスを提供しています。

電柱移動に関する注意点と期間

電柱の移動は、物理的な工事以上に調整に時間がかかる作業です。計画性が求められます。

移設完了までには数ヶ月を要する

申請から工事完了まで、通常2ヶ月から3ヶ月程度の期間が必要です。設計、警察への道路使用許可申請、近隣説明などの工程が含まれるため、解体工事が始まってから依頼したのでは間に合いません。解体を決めた段階で、早めに現地調査を依頼するのが鉄則です。

隣地境界線や近隣住民への配慮

電柱を移動させた結果、隣の家の窓の正面に電柱が来たり、電線が他人の敷地を通過したりするトラブルは避けなければなりません。移設場所については、電力会社と協議の上、近隣住民への事前説明を丁寧に行うことが、将来的な近隣トラブルを防ぐ鍵となります。

まとめ

解体工事において電柱が邪魔になる問題は、早期の現状把握と申請によって解決可能です。敷地内での移動であれば費用を抑えられるケースも多いため、まずは所有者を確認して相談を開始してください。大功産業株式会社は、解体工事のプロフェッショナルとして、現場周辺の電柱やインフラ状況に配慮した最適な工事計画をご提案します。スムーズな解体と、その後の土地活用を成功させるために、お気軽にご相談ください。

関連記事