クッションフロアを綺麗に剥がす手順と下地を傷めないための注意点
クッションフロアを綺麗に剥がす手順と下地を傷めないための注意点
床のリフォームを検討する際、最初に行う作業が既存の床材を剥がすことです。特にクッションフロアは、DIYでも挑戦しやすい部類に入りますが、実は接着剤の種類や下地の状態によって作業の難易度が大きく変わります。大功産業株式会社では、多くの床施工を手がけてきた知見から、美しく仕上げるための剥がし方の要点をお伝えします。無理に剥がそうとして下地の合板やコンクリートを傷めてしまうと、新しい床材を貼る際の仕上がりに悪影響を及ぼします。この記事では、クッションフロアをスムーズに剥がすための準備から、頑固な接着剤の処理方法までを詳しく解説します。
目次
クッションフロアを剥がす前に知っておくべき基礎知識
クッションフロアを剥がす作業は、単に表面をめくるだけでは終わりません。クッションフロアは「表面の塩化ビニール層」「中間の発泡層」「裏面の裏紙(不織布など)」の三層構造になっていることが多く、古いものほど裏紙が床に残ってしまう傾向があります。大功産業株式会社が関わる現場でも、この裏紙の処理が最も時間を要する工程となります。
接着の仕組みと剥がしやすさの違い
クッションフロアの固定方法には、全面接着工法と両面テープ工法があります。DIYで貼られたものは両面テープが多い一方、プロの施工によるものは全面接着が一般的です。全面接着の場合、強力なボンドが使用されているため、力任せに剥がすと下地の木材を剥離させてしまう恐れがあります。Webで情報を探すと簡単に剥がせると書かれていることもありますが、実際には下地の材質(合板、コンクリート、既存の床材の上貼りなど)によって対応を慎重に変える必要があります。
作業を効率化するために必要な道具
効率よく作業を進めるためには、適切な道具の準備が欠かせません。以下の道具を揃えることで、作業負担を大幅に軽減できます。
- カッターナイフ(厚物切り用)
- 床用スクレーパー(長柄のものがあると腰への負担が減ります)
- ヒートガン(接着剤を熱で柔らかくするために使用します)
- バール(端を浮かせるときに便利です)
- ゴミ袋と養生テープ
特にヒートガンは、古い接着剤を剥がす際に非常に有効です。ドライヤーでも代用可能ですが、温度が低いため、広範囲の作業には工業用のヒートガンを用意することをおすすめします。
クッションフロアを剥がす具体的な手順
ここからは、実際にクッションフロアを剥がす際の手順を解説します。一気に剥がそうとせず、部分ごとに進めるのがコツです。
床材に切り込みを入れる
まず、カッターでクッションフロアに約20cmから30cm間隔の切り込みを入れます。短冊状に切り込みを入れることで、一度に剥がす面積を調整しやすくなり、握力や腕の疲れを抑えられます。下地が木材の場合は、カッターの刃を入れすぎないよう注意してください。
手やスクレーパーで剥がしていく
切り込みを入れた端の部分にスクレーパーを差し込み、少しずつ浮かせます。浮いた部分を手で掴み、手前方向に引っ張りながら剥がしていきます。このとき、垂直に持ち上げるよりも、下地に対して鋭角に引っ張る方が、裏紙が残りにくくなります。
残った裏紙と接着剤の処理
床材を剥がした後に残った裏紙は、スクレーパーで削り取ります。固着して剥がれない場合は、お湯で湿らせたり、市販の剥離剤を使用したりして、接着剤をふやかしてから作業するとスムーズです。大功産業株式会社の現場でも、下地を平滑に整えるために、この工程を最も丁寧に行います。
下地を傷めないためのポイント
下地を傷めてしまうと、新しい床材を貼ったときに凹凸が目立ってしまいます。特に合板の下地は、層状に剥がれやすいため注意が必要です。スクレーパーを動かす際は、常に床と並行に保ち、下地に突き刺さないように意識してください。もし下地を削ってしまった場合は、パテ埋めをして乾燥させてから、サンドペーパーで平らに整える補修作業が必要になります。この手間を省くためにも、丁寧な剥離作業が求められます。
業者に依頼すべき状況の判断基準
自分での作業が困難と感じた場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。例えば、15年以上経過していて接着剤が完全に硬化している場合や、剥がした際にアスベストが含まれている可能性がある古い床材の場合は、専門的な知識と装備が必要です。大功産業株式会社では、大規模な店舗から住宅まで、下地の状態を正確に見極めた施工を提供しています。無理なDIYは最終的なコストを増大させる原因にもなるため、状況に応じた判断が重要です。
まとめ
クッションフロアの剥がし作業は、適切な道具と手順を守れば個人でも可能です。しかし、下地を綺麗に保ちながら全ての接着剤を除去するには根気と技術を要します。床の美しさは下地の処理で決まるといっても過言ではありません。もし、剥がし作業で苦戦している、あるいは仕上がりにこだわりたいと考えているのであれば、経験豊富なプロの技術を活用することも一つの手段です。大功産業株式会社は、床施工の専門家として皆様のリフォームをサポートいたします。