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斫り工事で使用するブレーカーの種類と特徴|現場に適した選定のポイント

斫り工事で使用するブレーカーの種類と特徴|現場に適した選定のポイント

建設現場や内装解体の現場で頻繁に行われる「斫り(はつり)工事」は、コンクリートを削る、砕く、穴をあけるといった作業を指します。この工事において欠かせない主要な道具が「ブレーカー」です。ブレーカーには動力源の違いによって複数の種類があり、現場の環境や作業規模に合わせて最適なものを選ぶことが、作業効率や安全性の向上に直結します。

本記事では、大功産業株式会社の知見を交えながら、斫り工事で使用されるブレーカーの種類ごとの特徴やメリット、デメリット、そして現場に合わせた選び方について詳しく解説します。

目次

斫り工事におけるブレーカーの役割

斫り工事とは、硬化したコンクリート製品をノミやタガネで削る作業の総称です。現代の建設現場では、効率化のために強力な打撃力を備えたブレーカーが主役となっています。

コンクリート構造物の加工と解体

ブレーカーは、建物の改修時に壁の一部を取り除いたり、配管を通すための溝を彫ったりする際に使用されます。また、解体工事においては、大型重機が進入できない狭小地や、精密な作業が求められる部分の解体で真価を発揮します。先端に装着するチゼル(ノミ)を交換することで、砕く作業だけでなく、表面を薄く削る作業にも対応可能です。

手作業と機械作業の使い分け

かつてはハンマーとノミによる手作業が主流でしたが、ブレーカーの登場で作業時間は大幅に短縮されました。しかし、すべての現場で大型のブレーカーを使えば良いというわけではありません。構造体へのダメージを最小限に抑えたい場合や、微調整が必要な箇所では、軽量な電動ブレーカーや手作業が組み合わされます。

動力源別に見るブレーカーの種類と特徴

ブレーカーは、その動力を何から得るかによって、主に電動、空圧(エア)、油圧の3つに分類されます。

電動ブレーカーの特徴

家庭用電源や発電機から電力を得て作動するタイプです。コンプレッサーなどの大型周辺機器を必要としないため、準備が容易で、屋内や小規模なリフォーム現場で多用されます。取り回しが良い一方で、他の動力源に比べると打撃力がやや劣る傾向にあります。

エアブレーカー(空圧式)の特徴

コンプレッサーで圧縮した空気を利用してピストンを動かすタイプです。建設現場で最もポピュラーな存在であり、安定した打撃力が期待できます。構造が比較的単純で故障しにくく、強力なパワーを必要とする大規模な斫り工事に適しています。一方で、コンプレッサーとの接続ホースが必要な点や、排気音が発生する点に注意が必要です。

油圧ブレーカーの特徴

油圧ユニットやバックホーなどの重機から油圧供給を受けて作動するタイプです。3種類の中で最も打撃力が強く、厚いコンクリート床や強固な構造物の解体に威力を発揮します。また、空気の排気音がないため、エアブレーカーに比べると騒音を抑えられるケースもあります。ただし、専用の油圧源が必要となるため、設備が大規模になりやすい側面があります。

現場に最適なブレーカーを選ぶための基準

ブレーカーの選定を誤ると、工期の遅延や近隣トラブル、構造物への悪影響を招く恐れがあります。選定の際は以下の要素を検討します。

騒音や振動への配慮が必要な場合

住宅密集地や夜間工事、病院・学校周辺での作業では、低騒音・低振動モデルの選定が必須です。最近では、打撃機構を改良して振動を軽減した防振ブレーカーも普及しています。現場の環境規制を確認し、適切な機器を選択することが、スムーズな施工の鍵となります。

作業のスピードとパワーを優先する場合

厚みのある基礎コンクリートの解体など、パワーが最優先される現場では大型のエアブレーカーや油圧ブレーカーを選択します。作業効率を高めることは、結果として工事期間全体の騒音・振動発生期間を短縮することにもつながります。

大功産業株式会社による高品質な斫り工事

大功産業株式会社は、長年にわたり斫り工事および解体工事に携わってきました。現場ごとの特性を的確に見極め、最適なブレーカーと工法を選択することで、安全かつ迅速な施工を提供しています。内装解体から杭頭処理まで、コンクリートに関するあらゆるニーズに確かな技術力でお応えします。

まとめ

斫り工事におけるブレーカーは、用途や現場環境に合わせて「電動」「エア」「油圧」から最適なものを選ぶことが重要です。それぞれのメリットとデメリットを理解し、周辺環境への配慮を怠らないことが、高品質な施工への第一歩となります。専門的な知識と経験を持つプロフェッショナルに相談することで、より安全で効率的な現場運営が可能になります。

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