ユンボを使用した解体工事の種類と費用相場|重機の選び方と注意点を解説
ユンボを使用した解体工事の種類と費用相場|重機の選び方と注意点を解説
建物や構造物の解体工事において、欠かすことのできない存在が「ユンボ(油圧ショベル)」です。一口にユンボといっても、庭のブロック塀を壊すような小規模な作業から、ビルを解体する大規模な工事まで、現場の状況に応じた適切なサイズとアタッチメントの選定が求められます。本記事では、大功産業株式会社が培ってきた施工経験に基づき、解体工事で活用されるユンボの種類や費用相場、自力で操作する場合のリスクについて詳しく解説します。Web上での情報収集にお役立てください。
目次
解体工事の主役「ユンボ」の基礎知識
「ユンボ」とは、一般的にバックホウやパワーショベル、油圧ショベルと呼ばれる建設機械の愛称です。フランスのシカム社が開発した製品名が日本で普及したことで、現場では広くこの呼称が定着しました。解体工事においてユンボは、建物の破壊だけでなく、廃材の分別や積み込み、整地作業まで幅広く担います。人力のみの作業と比較して圧倒的なスピードとパワーを誇り、工期短縮には欠かせない存在です。
現場に合わせて使い分けるユンボの種類
解体現場の広さや構造物の種類によって、使用される重機のサイズは大きく異なります。適切なサイズを選ばなければ、作業効率が低下するだけでなく、近隣建物への接触事故を招く恐れがあります。
狭小地で活躍するミニユンボ
住宅が密集している地域や、庭先の物置、ブロック塀の解体には「ミニユンボ」が導入されます。概ね機体重量が3トン未満のものを指し、全幅が狭いため、大型車両が進入できない細い路地の先にある現場でも作業が可能です。小回りが利く反面、高い場所の作業や強固なコンクリート構造物の破砕には向きません。
一般的な住宅解体で使われる中型ユンボ
木造2階建て住宅などの一般的な解体現場で最も多く見られるのが、0.25立方メートル前後のバケット容量を持つ中型クラスです。パワーと機動力のバランスに優れており、基礎の掘り起こしから廃材の搬出まで効率的にこなします。大功産業株式会社でも、現場の立地条件を事前に調査し、最適なクラスの重機を配備することで安全かつスピーディーな施工を実現しています。
ビルや大型施設向けの大型重機
鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションや大規模な工場の解体では、10トンを超える大型のユンボが投入されます。さらに高い階層を解体する場合には、アームの部分を長く伸ばした「ロングフロント」仕様の機体が必要になることもあります。これらの重機は非常に重量があるため、現場までの搬走路の確保や、床面の耐荷重確認が重要な工程となります。
用途を広げる多様なアタッチメント
ユンボの先端部分(アタッチメント)を交換することで、一台の重機で多様な役割をこなせます。解体工事の質はこのアタッチメントの使い分けに左右されるといっても過言ではありません。
掴み作業に適したフォーク(グラップル)
ハサミのような形状をした「フォーク」は、木材や鉄筋を掴んで分別する際に使用します。現在の解体工事では、廃棄物を素材ごとに分ける「分別解体」が法律で義務付けられているため、フォークによる細かな選別作業は必須の工程です。
コンクリートを砕くブレーカーと圧砕機
強固なコンクリート壁や床を壊す際には、先端がノミのようになっている「ブレーカー」や、強力な油圧で挟み潰す「圧砕機」を用います。ブレーカーは打撃音が発生するため、騒音対策が求められる現場では、静かな圧砕機が優先的に選ばれる傾向にあります。
ユンボを使用した解体工事の費用相場
重機を使用した解体費用の内訳は、主に「重機使用料」「オペレーター人件費」「重機回送費」の3つで構成されます。一般的な木造住宅の場合、坪単価で3万円から5万円程度が目安となります。重機が入りにくい狭小地では、手壊し作業が増えるため単価が上がります。また、大型重機を使用する場合は回送費(現場までの輸送費)が高額になるケースがあることも知っておきましょう。
DIYによるユンボ解体のリスクと法的制限
コストを抑えるために、レンタルしたユンボで自ら解体を行おうと考える方も少なくありません。しかし、これには極めて高いリスクが伴います。まず、資格の問題です。公道を走行しない私有地内であっても、一定以上の重量がある重機を操作するには「車両系建設機械運転技能講習」の修了が法令で定められています。
また、家屋の解体には「建設業許可」や「解体工事業登録」が必要です。さらに、解体によって生じた廃棄物の処理にはマニフェストの発行が必要となり、個人では適切に処理できないケースがほとんどです。万が一、重機を転倒させたり、隣家を損壊させたりした際の賠償責任は計り知れません。安全と法的遵守の観点から、専門業者へ依頼することを強く推奨します。
まとめ
ユンボは解体工事の心臓部であり、その選定や操作技術が工事の成否を分けます。現場環境に適したサイズの重機と、適切なアタッチメントを組み合わせることで、近隣への影響を最小限に抑えつつ、効率的な解体が可能となります。大功産業株式会社では、多様な現場に対応できる体制を整え、周辺環境に配慮した安心の施工を提供しています。解体工事に関する疑問やご相談があれば、まずは専門家へお問い合わせください。
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