照明器具の撤去を安全に進めるポイントと専門業者に依頼すべき理由
照明器具の撤去を安全に進めるポイントと専門業者に依頼すべき理由
オフィスや工場の移転、あるいは家庭のリフォームに伴い、照明器具の撤去が必要になる場面は少なくありません。単に器具を取り外すだけの作業と思われがちですが、実際には電気配線の知識や法規に基づいた適切な処分が求められます。特に事業所から排出される照明器具は産業廃棄物として扱う必要があり、誤った判断は思わぬ事故や法令違反を招く恐れがあります。本記事では、大功産業株式会社が照明器具を安全に撤去するための判断基準や注意点、プロに依頼するメリットについて詳しく解説します。
目次
照明器具の撤去が必要になる主な状況
照明器具の撤去は、施設の維持管理において避けて通れない工程です。もっとも一般的なケースは、LED照明への一斉更新です。従来の蛍光灯や水銀灯からエネルギー効率の高いLEDへ切り替える際、既存の器具を完全に取り外す必要があります。また、オフィスの原状回復や店舗の閉店、工場のレイアウト変更時にも撤去作業が発生します。古い器具を放置しておくと、絶縁不良による火災のリスクや、地震の際の落下事故につながる可能性があるため、役割を終えた設備は速やかに撤去することが推奨されます。
自分で作業可能か判断する基準
照明器具の撤去は、その接続方法によって「誰でもできる作業」と「有資格者しか行えない作業」に明確に分かれます。この境界線を誤ると、感電事故や火災の原因になるだけでなく、法律違反に問われることもあります。
引掛シーリングによる接続
家庭用照明や小規模なオフィスでよく見られる「引掛シーリング」や「ダクトレール」に装着された器具であれば、資格がなくても取り外せます。これらはコンセントと同様に、差し込み部分を回して外すだけの構造になっているためです。作業を行う際は、必ずスイッチを切り、脚立の安定を確認した上で安全を確保してください。
電気工事士の資格が必須となる直結工事
一方で、天井から出ている電線が器具に直接接続されている「直結タイプ」の照明は、電気工事士の資格がなければ撤去できません。多くのオフィス照明や、埋込型のダウンライト、大型の工場照明はこのタイプに該当します。電線を切断したり、端子台から外したりする作業には、短絡防止の処置や絶縁処理が不可欠です。資格を持たない方が無理に作業を行うと、建物全体のブレーカーが落ちたり、配線を傷めて修復に多額の費用がかかったりするケースがあるため、注意が必要です。
撤去した照明器具の適切な処分方法
器具を取り外した後の「出口戦略」も重要です。照明器具には金属、プラスチック、ガラスなど様々な素材が含まれており、適切な分別が求められます。
事業所から出る廃棄物は産業廃棄物
法人や個人事業主が業務で使用していた照明器具を撤去した場合、それは一般ゴミではなく産業廃棄物となります。廃棄物処理法に基づき、適切な許可を持つ処理業者へ委託し、マニフェスト(管理票)を発行しなければなりません。不法投棄はもちろん、無許可の業者への委託も排出事業者の責任を問われる対象となります。環境負荷を低減するためにも、法令を遵守した適正なリサイクルプロセスが必要です。
古い蛍光灯に含まれるPCBへの注意
1970年代以前に製造された古い照明器具の安定器には、有害物質であるPCB(ポリ塩化ビフェニル)が使用されていることがあります。PCBを含む廃棄物は、通常の産業廃棄物とは異なる厳しい管理と処分期限が定められています。もし撤去した器具に古い安定器が含まれている場合は、銘板の型番を確認し、高濃度PCBあるいは低濃度PCBに該当するかを調査しなければなりません。大功産業株式会社では、こうした有害物質への対応を含めた設備更新の相談も承っております。
照明器具の撤去・交換をプロに任せるメリット
専門業者に撤去を依頼する最大の利点は、安全性と確実性です。電気工事士は、配線の状態を診断しながら作業を進めるため、老朽化したケーブルの不具合や過負荷の状態を早期に発見できます。また、大量の器具を撤去する場合、効率的な作業手順によって業務への影響を最小限に抑えることが可能です。さらに、撤去後の天井補修や、新しいLED照明への付け替え、配線の整理までをワンストップで任せられるため、結果としてトータルコストや管理の手間を削減することにつながります。
大功産業株式会社の照明設備サービス
大功産業株式会社は、工場やオフィス、公共施設における電気工事の豊富な実績を有しています。照明器具の撤去のみならず、エネルギー効率を最適化するLED化の提案から施工、アフターメンテナンスまで幅広く対応しております。各現場の状況に合わせた柔軟な施工体制を整えており、高所作業や夜間作業が必要な環境でも安全第一で業務を遂行します。照明設備の老朽化や、省エネ化に向けた更新をご検討の際は、ぜひWebサイトよりお問い合わせください。お客様の事業環境に最適なソリューションを提供いたします。
まとめ
照明器具の撤去は、単なる取り外し作業ではなく、電気保安の確保と適切な廃棄物処理が伴う重要な工事です。引掛シーリング以外の直結型照明については、必ず電気工事士の資格を持つプロに相談してください。法規制への対応や安全性の確保を徹底することで、施設運営の長期的な安心を得られます。設備更新のパートナーとして、専門知識を持つ業者の知見を有効に活用しましょう。