間仕切り壁を撤去する際の費用相場と注意点|オフィスや店舗のレイアウト変更を検討中の方へ
間仕切り壁を撤去する際の費用相場と注意点|オフィスや店舗のレイアウト変更を検討中の方へ
オフィスの人員増加や店舗のリニューアルに伴い、既存の間仕切り壁を撤去して空間を広げたいと考えるケースは多いです。しかし、壁の構造や種類によっては撤去が困難な場合や、思わぬ付帯工事が発生することもあります。この記事では、間仕切り壁撤去の費用相場、工事の種類、注意すべきポイントを詳しく解説します。
目次
撤去できる間仕切り壁とできない壁の見分け方
間仕切り壁には、建物の構造を支える役割を持つものと、単に空間を仕切るためだけのものの2種類が存在します。撤去を検討する際、まずはその壁がどちらに該当するかを判断しなければなりません。
構造に関わる耐力壁
耐力壁は、地震や風などの外部からの力に対して建物を支える重要な役割を担っています。特にRC造(鉄筋コンクリート造)のマンションやビルにおいて、コンクリートで造られた厚い壁は撤去できないケースがほとんどです。無理に撤去すると建物の強度が著しく低下し、法的な問題や安全上のリスクを招きます。
撤去可能な造作壁(LGS・木造)
一方で、多くのオフィスや店舗で使用されているのが造作壁(間仕切り壁)です。これはLGS(軽量鉄骨)や木材で枠組みを作り、石膏ボードを貼り付けたもので、建物の構造には影響しません。これらの壁は比較的容易に撤去が可能であり、レイアウト変更の際にも柔軟に対応できます。
間仕切り壁撤去の費用相場
撤去工事の費用は、壁の面積や材質、廃棄物の量によって変動します。一般的な目安を把握しておくことで、予算計画が立てやすくなります。
種類別の費用目安
一般的なオフィスで見られるLGS壁の撤去費用は、1平方メートルあたり3,000円から5,000円程度が相場です。ただし、これには解体後の処分費用や床・天井の補修費用は含まれていないことが多いため、トータルの見積もりを確認する必要があります。ガラス製のパーテーションや、防音性能の高い厚手の壁の場合は、解体難易度が上がるため単価が高くなる傾向にあります。
追加費用が発生するケース
壁の中に断熱材や遮音材が充填されている場合、廃棄物処理費用が割増になる場合があります。また、夜間作業が必要なオフィスビルや、エレベーターが使用できず手運びで搬出を行う現場では、人件費や諸経費が上乗せされることを考慮しておきましょう。
間仕切り壁撤去工事の主な流れ
工事は通常、以下のステップで進行します。まず、現場の養生を行い、既存の床や壁を傷つけないよう保護します。次に、壁内部の電気配線や通信ケーブルを切り離す「縁切り」作業を行います。その後、石膏ボードを取り外し、骨組みとなるLGSや木枠を解体します。最後に、壁があった部分の床や天井の補修を行い、クリーニングを経て完了となります。
撤去時に注意すべき3つのポイント
壁を壊すこと自体は単純に見えますが、付帯する設備や法的ルールへの配慮が不可欠です。
電気配線・スイッチの移設
壁には照明のスイッチやコンセントが設置されていることが多く、撤去に伴いこれらを移設または絶縁処理しなければなりません。これには有資格者による電気工事が必要となるため、解体業者とは別に電気工事業者の手配が必要か、あるいは一括で対応可能かを確認しておきましょう。
消防設備(火災報知器・スプリンクラー)への影響
間仕切り壁を撤去して部屋の間取りが変わると、火災報知器やスプリンクラーの検知範囲や散水範囲に影響が出ます。壁をなくしたことで、既存の設備の配置が消防法に適合しなくなる場合があるため、事前に所轄の消防署への確認や、設備の増設・移設工事が必要になるケースがあります。
原状回復義務とB工事・C工事の区分
賃貸オフィスやテナント物件の場合、工事の区分に注意が必要です。壁の撤去がオーナー指定の業者が行う「B工事」なのか、借主が業者を選定できる「C工事」なのかによって、コストやスケジュールが大きく変わります。契約書を事前に確認し、管理会社との調整をスムーズに進めることが大切です。
大功産業株式会社による内装解体・改修の強み
大功産業株式会社は、LGS(軽量鉄骨)工事やボード工事の専門集団として、多くのオフィスや店舗の内装に携わってきました。壁の撤去から、その後の天井・床の補修、新たな空間の造作まで一貫して対応可能です。プロの視点から、構造上の安全性はもちろん、消防設備や電気配線への影響を考慮した最適なプランをご提案します。小規模な壁一面の撤去から大規模なレイアウト変更まで、内装に関するお悩みはぜひ弊社までご相談ください。
まとめ
間仕切り壁の撤去は、単に壁を取り払うだけでなく、電気、消防、内装仕上げといった多角的な視点が必要です。費用の目安や注意点を理解した上で、信頼できる専門業者に調査を依頼することが、トラブルのないリニューアルへの近道となります。快適な空間づくりのために、まずは現状の壁の構造を確認することから始めましょう。
関連記事
- 事業内容(内装仕上げ工事・LGS・ボード工事) – 大功産業の専門サービス一覧を紹介しています。
- 内装工事の詳細 – 壁の造作や仕上げに関する詳細な施工内容を解説しています。
- お問い合わせ – 間仕切り壁の撤去やオフィス改修に関するご相談はこちらから。