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屋根瓦の落下を未然に防ぐ具体的な対策法|地震や台風から家族と住まいを守るために

屋根瓦の落下を未然に防ぐ具体的な対策法|地震や台風から家族と住まいを守るために

日本の住宅において、伝統的な瓦屋根は耐久性や断熱性に優れた素晴らしい屋根材です。しかし、経年劣化や自然災害によって瓦がズレたり、落下したりするリスクは避けられません。特に近年、日本各地で発生する大規模な地震や大型の台風では、瓦の落下による二次被害が深刻な問題となっています。瓦の落下は、建物自体の損傷だけでなく、通行人や近隣住民への危害、車両の破損など、取り返しのつかない事故につながる恐れがあります。

本記事では、大功産業株式会社が培ってきた屋根施工の専門知識を活かし、瓦が落下する原因から具体的な防止策、適切なメンテナンスのタイミングまでを詳しく解説します。住まいの安全性を高め、安心な暮らしを維持するための参考にしてください。

目次

屋根瓦が落下する主な原因

屋根瓦が落下する背景には、外的要因と経年劣化による内的要因の2つが考えられます。主な原因を理解することは、適切な対策を講じる第一歩です。

まず挙げられるのが、地震による激しい揺れです。古い工法で施工された瓦屋根は、瓦を桟木(さんぎ)に引っ掛けているだけの状態や、粘土のみで固定されているケースが多く見られます。大きな揺れが発生すると瓦が浮き上がり、そのまま滑り落ちてしまうのです。また、台風などの強風も大きな要因となります。風が瓦の隙間から入り込み、屋根を押し上げる力(揚力)が働くことで、瓦が飛散したり落下したりします。

外的要因以外では、漆喰(しっくい)の劣化や瓦自体の破損が影響します。瓦を固定している漆喰が崩れると、土台の安定性が失われ、瓦がズレやすくなります。長年、雨風にさらされることで、気づかないうちに固定力が弱まっていることも珍しくありません。

屋根瓦の落下が引き起こす重大なリスク

瓦が落下することは、単に「屋根の一部が欠ける」という問題に留まりません。物理的な損害だけでなく、社会的な責任を問われるリスクも含んでいます。

最大のリスクは、人的被害です。屋根瓦は1枚あたり約2.5kgから3kg程度の重さがあります。これが数メートルの高さから落下した場合、地面に到達する際の衝撃は凄まじく、通行人に当たれば命に関わる重大な事故に発展します。また、近隣の建物や自家用車を傷つけてしまった場合、損害賠償責任が発生する可能性も考慮しなければなりません。

建物への影響も見逃せません。瓦が剥がれ落ちた箇所からは雨水が直接侵入するため、雨漏りの原因となります。雨漏りを放置すると屋根裏の木材が腐食し、建物全体の寿命を大幅に縮めてしまいます。迅速な対応を怠ることで、結果的に修理費用が膨らんでしまうケースが多々あります。

効果的な屋根瓦の落下防止対策

瓦の落下を防ぐためには、現在の屋根の状態に合わせた適切な工事が必要です。ここでは、主な3つの対策を紹介します。

防災瓦への葺き替え

最も推奨される対策は、最新の「防災瓦」への葺き替えです。従来の瓦とは異なり、防災瓦は瓦同士をロックする「かみ合わせ構造」になっています。この構造により、強い揺れや強風に対しても瓦が外れにくくなっています。また、従来の瓦に比べて軽量化されている製品が多く、建物全体の耐震性能を向上させる効果も期待できます。

釘やビスによる固定の強化

2022年1月より、新築時の瓦の固定に関する基準が厳格化されました。全ての瓦を釘やビスで固定することが義務付けられています。既存の住宅においても、リフォームのタイミングで全ての瓦を1枚ずつステンレス製の釘やビスでしっかり固定し直すことで、落下リスクを劇的に低減させることが可能です。特に軒先や袖部分は風の影響を受けやすいため、重点的な補強が求められます。

瓦止め工事(ラバー工法)の検討

「ラバー工法」とは、瓦の隙間をシーリング材(防水材)で充填し、瓦同士を接着・固定する工法です。比較的安価で施工期間も短いというメリットがあります。しかし、施工方法を誤ると屋根の通気性を損なったり、内部に水を溜めてしまったりする原因にもなるため、信頼できる専門業者への相談が必要です。

定期的な点検とメンテナンスのタイミング

屋根は日常的に視認することが難しいため、意識的な点検が欠かせません。瓦自体は50年以上持つと言われていますが、瓦を支える漆喰や下地材(防水シート)の寿命は20年前後です。

点検の目安として、築10年から15年が経過したタイミングで一度、専門業者による診断を受けることを推奨します。特に、地震のあとや大型台風が通過したあとは、目視で瓦のズレがないか、庭に瓦の破片や漆喰の粉が落ちていないかを確認してください。少しでも異常を感じた場合は、早急に点検を依頼することが被害を最小限に抑えるポイントです。

大功産業株式会社による安心の屋根施工

大功産業株式会社では、お客様の大切な住まいを守るため、確かな技術に基づいた屋根点検と施工を提供しています。地元の気候特性や建物の状態を把握した上で、最適な落下防止策を提案します。

当社では、最新のドローンによる屋根点検も実施しており、お客様が立ち会うことが難しい高所でも、リアルタイムで屋根の状態を画像でご確認いただけます。また、防災瓦への葺き替え工事から、漆喰の塗り直し、瓦の固定補強まで、幅広く対応可能です。屋根の安全性に不安を感じている方は、お気軽にお問い合わせください。専門のスタッフが丁寧に対応いたします。

まとめ

屋根瓦の落下防止は、住まいを守るだけでなく、周囲への安全配慮としても極めて重要です。原因となる自然災害や経年劣化を完全に防ぐことはできませんが、事前の対策によってリスクを最小限に抑えることは十分に可能です。防災瓦への交換や適切なメンテナンスを検討し、安心できる住環境を整えましょう。屋根の現状に少しでも不安がある場合は、放置せずに早めの専門業者への相談が、最も効果的な解決策となります。

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