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空き家放置の倒壊リスクと所有者が負う法的責任|事故を防ぐための対策と解体の重要性

空き家放置の倒壊リスクと所有者が負う法的責任|事故を防ぐための対策と解体の重要性

近年、日本国内で深刻な社会問題となっているのが空き家の増加です。特に長期間放置された空き家は、建物自体の老朽化が進むことで倒壊のリスクが急激に高まります。所有者にとって、空き家の管理を怠ることは単なる不動産の放置にとどまらず、近隣住民への危害や莫大な損害賠償責任を負うリスクを孕んでいます。本記事では、空き家が抱える倒壊の危険性や、放置することによる法的・経済的なデメリット、そして安全を確保するための解決策について詳しく解説します。愛知県岡崎市を中心に解体工事を手掛ける大功産業株式会社の視点から、適切な管理と解体の重要性をお伝えします。

目次

空き家が抱える倒壊リスクの現状と主な原因

空き家は人の出入りがなくなることで、住居として使用されている建物よりも早いスピードで劣化が進みます。湿気がこもりやすく、通風が行われない環境は建物にとって致命的なダメージを与えます。

構造部分の腐朽とシロアリによる浸食

空き家の管理を放置すると、屋根の隙間や外壁の亀裂から雨水が浸入しやすくなります。木造住宅の場合、柱や梁といった構造材が水分を含むことで腐朽菌が繁殖し、強度が著しく低下します。また、湿った木材はシロアリの格好の餌食となり、建物の土台部分が空洞化するケースも珍しくありません。一見すると外観に問題がないように見えても、内部の劣化が進んでいる場合、わずかな衝撃で倒壊に至る危険性があります。

地震や台風などの自然災害による倒壊トリガー

日本は地震大国であり、いつ大規模な地震が発生してもおかしくない環境にあります。耐震基準が古い空き家や、メンテナンスを怠り強度が低下した建物は、震度5程度の揺れでも倒壊する恐れがあります。さらに、近年激甚化している台風による強風も大きなリスクです。屋根材が飛散したり、外壁が剥がれ落ちたりすることで近隣住宅を損壊させる事故が多発しています。倒壊は突発的に起こるのではなく、日々の劣化が蓄積された結果として引き起こされるものです。

空き家倒壊が発生した際に所有者が負う法的責任

万が一、所有している空き家が倒壊し、他人に怪我を負わせたり財産を損壊させたりした場合、所有者はその責任を回避することはできません。

工作物責任による高額な損害賠償

民法第717条には「土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う」と定められています。これを工作物責任と呼びます。空き家が倒壊して通行人が死亡した事例では、数千万円から1億円を超える賠償命令が出たケースも存在します。所有者が「倒壊するとは思わなかった」という主張をしても、適切な管理が行われていなければ過失責任を問われることになります。

空家等対策特別措置法による行政指導と罰則

政府は増加する空き家問題に対応するため「空家等対策特別措置法」を施行しています。倒壊の危険がある建物は「特定空家」に指定される可能性が高いです。特定空家に指定されると、自治体から助言、指導、勧告、命令といった段階的な行政処分が行われます。命令に従わない場合には50万円以下の過料が科されるほか、最終的には行政代執行により建物が強制的に解体されることもあります。代執行にかかった費用は全額所有者に請求されるため、結果として高額な出費を強いられることになります。

倒壊リスクを放置することで生じる経済的デメリット

空き家を放置し続けることは、法的なリスクだけでなく、所有者の家計に直結する経済的な損失も生み出します。

特定空家指定による固定資産税の増額

通常、住宅が建っている土地には固定資産税の軽減措置が適用されており、税額が最大6分の1に抑えられています。しかし、前述の特定空家に指定され、自治体からの改善勧告を受けると、この軽減措置の対象から除外されます。翌年から支払う税金が大幅に跳ね上がることになり、維持するだけで多額の税負担を強いられる状況に陥ります。

資産価値の下落と管理費用の増大

建物が老朽化し、周辺住民から「危険な空き家」として認識されるようになると、土地自体の資産価値も低下します。売却しようにも買い手がつかず、放置すればするほど管理のための草刈りや簡易補修にかかる費用が積み重なっていきます。負の遺産となる前に、早期に方向性を決定することが賢明な判断といえます。

空き家のリスクを解消するための具体的な対策

倒壊リスクを回避し、近隣トラブルを防ぐためには、スピード感を持った対応が求められます。

定期的な巡回とメンテナンスの実施

遠方に住んでいる場合でも、月に一度は空き家を訪れ、窓を開けての換気や通水、外壁のひび割れチェックを行うべきです。管理を業者に委託する方法もありますが、根本的な解決には至らないことが多いため、将来的に住む予定がないのであれば、売却や活用を検討する必要があります。

安全性を確保するための早期解体という選択

最も確実に倒壊リスクをゼロにする方法は、建物の解体です。更地にすることで、地震や台風による被害を心配する必要がなくなり、管理の手間からも解放されます。また、更地は土地としての流動性が高まるため、売却がスムーズに進むメリットもあります。解体費用を懸念される方も多いですが、倒壊後の賠償費用や増税額を考慮すると、早期解体は長期的なコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。

安心できる解体工事は大功産業株式会社へお任せください

空き家の解体を検討される際、重要となるのが業者の選定です。大功産業株式会社は、愛知県岡崎市を拠点に長年解体工事に携わっており、住宅から大型施設まで幅広い実績を誇ります。近隣住民への配慮や安全管理を徹底し、アスベスト等の有害物質が含まれる場合でも、法令に基づいた適切な処理を実施しています。空き家の倒壊リスクに不安を感じている方は、まずは現状の相談から始めてみてください。プロの視点で最適な提案を行い、お客様の大切な資産を安全な状態へと導きます。

まとめ

空き家の放置による倒壊リスクは、所有者自身の人生を大きく変えてしまうほどの破壊力を持っています。建物の老朽化は止めることができず、放置期間が長くなるほど被害が拡大する可能性が高まります。法的な賠償責任や経済的な負担を避けるためには、現状を正確に把握し、解体を含めた適切な対策を講じることが不可欠です。大功産業株式会社は、安全かつ確実な解体工事を通じて、空き家問題の解決をサポートいたします。リスクを先送りにせず、まずは専門家へ相談することをお勧めします。

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