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フォークグラブの選び方と種類を解説|アタッチメント選定で作業効率を高めるポイント

フォークグラブの選び方と種類を解説|アタッチメント選定で作業効率を高めるポイント

解体現場やリサイクル施設、林業の現場などで欠かせないアタッチメントがフォークグラブです。油圧ショベルの先端に取り付けることで、木材やスクラップ、廃棄物などを「掴む」「積む」「運ぶ」といった作業が可能になります。しかし、フォークグラブには多くの種類があり、現場の状況や対象物に合わせて最適なものを選ばなければ、作業効率の低下や故障のリスクを招く恐れがあります。大功産業株式会社では、長年にわたり建設機械のアタッチメントに携わってきた知見を活かし、フォークグラブの基本的な種類から選定のポイント、メンテナンスの重要性について詳しく解説します。

目次

フォークグラブの基礎知識と主な役割

フォークグラブは、一般的に「ハサミ」や「つかみ」とも呼ばれる油圧ショベル用のアタッチメントです。バケットでは困難な「細長いもの」や「不定形なもの」を確実に保持することに特化しています。主に木材の荷役、スクラップの選別、解体現場での構造物撤去などに用いられます。対象物を挟んで保持する構造のため、落下の危険を抑えながら迅速に作業を進められる点が大きなメリットです。

フォークグラブの主な種類とそれぞれの特徴

フォークグラブは駆動方式や旋回機能の有無により、大きく3つのタイプに分類されます。作業内容に合わないタイプを選択すると、作業効率が著しく低下するため、それぞれの違いを把握しておく必要があります。

機械式フォークグラブ

機械式フォークグラブは、油圧ショベルのバケットシリンダーの動きを利用して開閉するタイプです。追加の油圧配管を必要としないため、配管のない古い車両やレンタル機でも容易に装着できる点が魅力です。構造がシンプルで故障が少なく、導入コストも抑えられますが、繊細な操作性や保持力については油圧式に一歩譲ります。

油圧式フォークグラブ(固定式)

油圧配管を使用し、独自のシリンダーでフォークを開閉させるタイプです。機械式に比べて保持力が強く、対象物をしっかり固定できるため、重量物の搬送に適しています。旋回機能を持たない固定式は、構造が堅牢であり、激しい衝撃が加わる解体現場などで重宝されます。

全旋回式フォークグラブ(油圧旋回)

油圧の力でフォーク部分を360度回転させることができるタイプです。車両自体を動かすことなく、あらゆる角度から対象物を掴めるため、狭い現場や複雑な形状の構造物を扱う際に圧倒的な効率を発揮します。トラックへの積み込み作業や、木材の向きを揃える作業において、作業時間を大幅に短縮可能です。

用途別に見る最適なアタッチメントの選び方

現場の目的に応じて最適なアタッチメントを選択することは、生産性の向上に直結します。用途別の推奨される傾向を確認しましょう。

木材・原木の積み込み作業

林業や製材所での作業では、長い木材を正確な向きで積み込む必要があります。この場合は、自由な角度調整が可能な全旋回式のフォークグラブが最適です。フォークの先端が細く、重なり合った木材の中から一本だけを抜き取れるような形状のものが好まれます。

スクラップ・金属リサイクル現場

金属くずやスクラップを扱う現場では、鋭利な対象物による摩耗が激しいため、耐久性に優れた厚板構造のフォークグラブが求められます。また、細かいゴミを逃さないように、フォークの歯数が多いタイプや、網状の補強が入ったモデルが選ばれる傾向にあります。

建屋解体・廃棄物の分別

解体現場では、コンクリート塊から木材、プラスチックまで多様な素材を混載して扱う場面が多くなります。掴むだけでなく「こじる」「引きちぎる」といった動きにも耐えうる強靭なフレームを持つ油圧式グラブが推奨されます。細かい分別作業を伴う場合は、操作レスポンスに優れたハイエンドモデルの導入が検討されます。

導入時に確認すべきスペックと注意点

フォークグラブを選定する際は、まず装着する油圧ショベルのクラス(0.25立方メートル、0.45立方メートルなど)に適合しているかを確認します。クラスが合わないアタッチメントを装着すると、油圧システムの故障や、車両の転倒事故につながりかねません。また、取り付け部のピン径やアーム幅の整合性、油圧配管の有無、さらには現場の吊り荷重規制に適合しているかも重要なチェック項目です。

長期使用を叶えるメンテナンスの重要性

フォークグラブは過酷な環境で使用されるため、日々のメンテナンスが欠かせません。特に可動部のグリスアップを怠ると、ブッシュやピンの摩耗が進み、ガタつきの原因となります。また、油圧ホースの亀裂やオイル漏れは重大な事故に直結します。定期的な点検を行い、摩耗した爪先の肉盛り修理やシリンダーのオーバーホールを行うことで、アタッチメントの寿命を大幅に延ばすことが可能です。

大功産業が提供するフォークグラブの強み

大功産業株式会社では、フォークグラブをはじめとする各種アタッチメントの販売・レンタル・修理をワンストップで提供しています。専門スタッフがお客様の現場をヒアリングし、数あるメーカーの中から最適な製品を提案します。また、自社工場での迅速なメンテナンス体制を整えているため、万が一のトラブル時にも現場のダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。アタッチメントの選定にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

フォークグラブは、その種類や特徴を理解して正しく選定することで、現場の作業効率を劇的に向上させるツールです。機械式、油圧式、全旋回式といった駆動方式の違いに加え、木材用やスクラップ用といった用途別の特性を考慮することが重要です。適切な導入と丁寧なメンテナンスを行い、安全かつ効率的な現場運用を実現しましょう。アタッチメントの導入に関する詳細な情報が必要な場合は、大功産業の専門スタッフがサポートいたします。

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