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石綿障害予防規則の改正ポイントと対策を徹底解説|事業者が守るべき義務と実務の進め方

石綿障害予防規則の改正ポイントと対策を徹底解説|事業者が守るべき義務と実務の進め方

建築物の解体や改修工事において、アスベスト(石綿)への対策は避けて通れない重要な課題です。労働者の健康被害を防ぐため、厚生労働省が定める「石綿障害予防規則(石綿則)」は近年、段階的に強化されています。法令に適切に対応しなければ、罰則の対象となるだけでなく、工事の中断や企業の社会的信用失墜を招くリスクがあります。大功産業株式会社では、アスベスト除去の専門知識を活かし、安全かつ法令を遵守した施工を行っています。この記事では、石綿障害予防規則の核心部分と、事業者が取るべき具体的な対策について詳しく解説します。

目次

石綿障害予防規則とは?基本概要と目的

石綿障害予防規則は、労働安全衛生法に基づき、アスベストによる労働者の健康障害を予防するために定められた規則です。アスベストは非常に微細な繊維であり、吸い込むことで石綿肺や中皮腫、肺がんなどの重篤な疾患を引き起こす危険性があります。この規則の主な目的は、解体や改修の現場においてアスベストの粉じんが飛散することを防ぎ、作業に携わる労働者だけでなく、周辺住民の安全を確保することにあります。施工主や施工業者は、建材にアスベストが含まれているかどうかを確認し、含まれている場合は適切な工法を選択する責任があります。

近年の法改正による主な変更点

石綿障害予防規則は2020年から段階的に改正が行われ、規制の範囲が大きく拡大しました。これにより、従来よりも厳格な管理が求められるようになっています。特に注意すべきは、小規模な工事であっても報告義務が生じる点です。これを見落とすと、法令違反として処罰される可能性があるため、常に正確な情報を把握しておく必要があります。

事前調査結果の報告義務化

2022年4月から、一定規模以上の解体・改修工事において、石綿の有無にかかわらず事前調査の結果を労働基準監督署および自治体に報告することが義務付けられました。対象となるのは、解体工事であれば床面積の合計が80平米以上、改修工事であれば請負代金の合計が100万円以上のケースです。報告は原則として「石綿事前調査結果報告システム」を利用した電子申請で行います。この手続きを怠った場合、刑事罰の対象となる可能性があるため、注意が必要です。

有資格者による事前調査の必須化

2023年10月からは、建物の事前調査を行うことができるのは、法的に認められた「建築物石綿含有建材調査者」などの有資格者に限定されました。それ以前は資格がなくても調査が可能でしたが、現在は無資格者による調査結果は認められません。大功産業では、専門の資格を持つスタッフが正確な調査を実施し、見落としのないアスベスト特定を行っています。適切な資格を持つパートナーを選ぶことが、法令遵守の第一歩となります。

事業者が遵守すべき実務フロー

石綿障害予防規則に則った工事を進めるためには、計画段階からの慎重な準備が不可欠です。単にアスベストを除去するだけでなく、その過程における記録や保護具の使用、飛散防止措置などが細かく規定されています。ここでは、実務において特に重要となるステップを確認します。

着工前の徹底した事前調査

まず行うべきは、図面調査と目視調査です。設計図書などの資料を確認し、どの部位にどのような建材が使われているかを精査します。目視調査では、実際に現場で建材の状態を確認し、必要に応じてサンプルを採取して分析調査を行います。この際、吹付け材だけでなく、成形板や仕上塗材など、一見してアスベストが含まれていないように見える建材も対象となるため、専門家の視点が欠かせません。

作業計画の作成と労働者への周知

アスベストが含まれることが判明した場合、具体的な作業計画を作成しなければなりません。計画には、作業の方法、粉じんの飛散防止対策、使用する保護具(呼吸用保護具や保護衣)、作業場所の隔離方法などを盛り込みます。作成した計画は、作業現場の見やすい場所に掲示し、全ての労働者に周知徹底することが求められます。また、作業記録は工事終了後も30〜40年間の長期保存が義務付けられている項目があるため、適切なデータ管理体制を整える必要があります。

大功産業が提案する安全なアスベスト対策

大功産業株式会社は、解体工事やアスベスト除去において長年の実績と信頼を築いてきました。石綿障害予防規則の改正にも迅速に対応し、最新の法令に基づいた施工体制を整えています。当社の強みは、事前調査から分析、実際の除去作業、そして産業廃棄物の適切な処理までを一貫して自社で管理できる点にあります。アスベストの取り扱いは非常にデリケートであり、専門知識がないまま進めることは大きなリスクを伴います。建物の所有者様や工事関係者様が安心してプロジェクトを進められるよう、高品質なサービスを提供し、現場の安全を第一に考えています。

まとめ

石綿障害予防規則は、労働者の命を守るための厳格なルールです。近年の改正により、事前調査の報告義務化や有資格者による調査の必須化など、実務上の負担は増えていますが、これらを正しく実行することが事業の継続性につながります。アスベスト問題でお困りの際や、法改正への対応に不安がある場合は、専門業者である大功産業にご相談ください。安全かつ確実な対応で、お客様の課題解決をサポートいたします。法令遵守を徹底し、安心できる環境づくりを共に進めていきましょう。

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