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遺産分割協議で検討すべき換価分割と空き家解体の進め方

遺産分割協議で検討すべき換価分割と空き家解体の進め方

相続が発生した際、多くの相続人を悩ませるのが「不動産の分割」です。特に地方の古い家屋や空き家は、そのままでは分けにくいため、遺産分割協議において「換価分割」が選択されるケースが増えています。しかし、換価分割をスムーズに進めるためには、建物の解体工事が必要になる場合が少なくありません。本記事では、遺産分割協議における換価分割の基礎知識から、解体工事を行うメリット、そして費用負担の注意点について解説します。

目次

遺産分割協議における換価分割の役割

遺産分割協議とは、亡くなった方の財産をどの相続人がどの割合で引き継ぐかを決める話し合いです。不動産が含まれる場合、単純に等分することが難しいため、いくつかの分割方法が検討されます。

換価分割が選ばれる理由

換価分割とは、相続した不動産を売却して現金化し、その現金を相続人間で分け合う手法です。現物分割が困難な場合や、特定の相続人が不動産を引き継ぐ「代償分割」のための資金が不足している場合に有効です。公平に分配できるため、親族間のトラブルを防ぎやすいという特徴があります。

換価分割の手続きの流れ

まず遺産分割協議書において、不動産を換価分割することを明記します。その後、相続登記を行い、売却活動を開始します。売却が完了した後、諸経費を差し引いた残額を協議書で定めた割合に従って分配します。この売却を円滑に進めるための鍵となるのが、建物の状態に応じた「解体」の判断です。

換価分割で建物解体が必要になる3つの理由

古い住宅が残ったままの土地は、そのままでは売却しにくい傾向にあります。換価分割を前提とした売却では、更地にしてから売りに出すことが一般的です。

不動産の売却価格を高めるため

築年数が経過した建物は、資産価値がゼロとみなされるだけでなく、解体費用を差し引いた価格で買い叩かれる傾向にあります。あらかじめ解体して更地(さらち)にすることで、買主はすぐに新築工事に着手できるため、需要が高まり、結果として高く売れる可能性が向上します。

境界確定や土地の査定を容易にするため

古い建物が建っていると、隣地との境界線が確認しづらいことがあります。更地にすることで測量が正確に行えるようになり、土地の正確な面積を把握できます。これにより、査定価格の精度が上がり、相続人間での合意形成もスムーズに進みます。

買主の住宅ローン審査を通しやすくするため

古い建物が残っている土地を購入する場合、買主が利用する金融機関によっては、建物の解体が融資の条件になることがあります。事前に更地にしていれば、買主側の資金調達が容易になり、成約までの期間を短縮できるメリットがあります。

解体費用を誰が負担するか決める際の注意点

換価分割を前提とした解体工事では、その費用を「誰が」「いつ」支払うかが重要です。一般的には、一旦特定の相続人が立て替え、売却代金から精算する方法がとられます。ただし、この取り決めを曖昧にすると、後々のトラブルに発展しかねません。遺産分割協議書には、解体工事費、仲介手数料、税金などの諸経費を売却代金から控除することを明確に記載しておくべきです。

三重県・愛知県での解体工事は大功産業株式会社へ

相続した不動産の売却に伴う解体工事は、信頼できる専門業者への依頼が不可欠です。三重県鈴鹿市を拠点とする大功産業株式会社では、木造住宅から大規模なビル解体まで幅広く対応しております。アスベスト調査・除去も一貫して自社で行う体制を整えており、法令を遵守した安全な施工を徹底しています。換価分割を目的とした更地化をお考えの際は、お見積もりから周辺住民への配慮まで丁寧に対応いたします。

まとめ

遺産分割協議において、不動産を公平に分ける「換価分割」は非常に合理的な選択肢です。その成功の鍵は、いかに好条件で不動産を売却できるかにあります。古い建物が残る場合は、解体して更地にすることで売却を円滑に進めることができます。解体費用の負担割合や業者選定についても、相続人全員が納得できる形で進めることが、円満な相続への第一歩となります。

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